遠東石塚グリーンペット株式会社

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BUSINESS

事業内容とビジョン

先進的な事業「Bottle to Bottle」

廃ペットボトルの多くは、包装材や繊維の原料として再利用される一方、再びペットボトルに生まれ変わることはありませんでした。
そこで私たちは「Bottle to Bottle」というペットボトルの水平リサイクルモデルを事業化。
リサイクルの可能性を広げることで、より良い循環型社会の実現に貢献しています。

「Bottle to Bottle」の規模とサプライチェーン

私たちの親会社である遠東新世紀は、日本で使用されているペットボトルの50%以上の原料を供給している、暮らしに身近な企業です。
ペットボトル原料のメインサプライヤーだからこそ、ペットボトルのリサイクル工場を日本で運営する責任があると考えています。

※1 東京工場と姫路工場の合計
※2 出典:PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルリサイクル年次報告書2021」(2020年度のデータ)

廃ペットボトル回収率100%を目指して

遠東新世紀グループは、循環型社会の確立と推進を企業の使命と捉え、グループを挙げて石油資源の使用量とCO2排出量の削減を目指しています。
当社では2030年までに、遠東新世紀グループが日本国内で販売するペット樹脂を100%リサイクルし、食品グレードに使用できる再生ペット樹脂に戻すことで、新たな石油使用量の削除および国内循環の促進に貢献していきます。

2021 2024 2030
遠東グループの日本におけるペット樹脂の輸入販売量 年29万t 年30万t 年30万t
廃ペット回収量 年12万t 年20万t 年30万t
再生ペット生産量 年8.5万t 年13万t 年21万t
リサイクル比率 50% 66% 100%

達成のための生産能力について

私たちは日本におけるペットボトルリサイクルの最大手として、衛生面や使いやすさなど、お客様からも品質を高く評価されてきました。
2023年には、さらなる需要の高まりを受け、東京工場に続いて兵庫県姫路市に新工場を建設しました。
東日本だけでなく、西日本でも同様のリサイクルが推進できるよう努めてまいります。

東京工場

廃ペットボトル処理量:12万t / 年
R-PET生産量:8.5万t / 年
住所:茨城県猿島郡境町
従業員数:159名
設備稼働:2015年

姫路工場

廃ペットボトル処理量:15万t / 年
R-PET生産量:10万t / 年
住所:兵庫県姫路市
従業員数:約115名
設備稼働:2023年